○虚栄の大猿
おぎゃんを知っている人なら多分おなじみ、俺の嫁。
利点:
・墓地にスティーラーがいれば、手札のこれと獣のセットの数だけ場に放り込める乱舞向きの召喚方法。
・自力でのLV変動により、容易にLV7~8シンクロを召喚できる。軽々とスクドラスティーラーをぶっ放せる。
・いざとなったら下級チューナーとして動けるのもポイント。
・奈落に落ちず、連鎖除外もかわす攻撃力。
弱点:
・通常召喚不可。意外とこれが大きい。クイックやマインドなら、先行したシンクロや半上級の星を吸ったスティーラーをリリースしてアドバンス召喚すること で、コストや事故をかなり軽減することができるが、コイツは頑固に自分のやり方にこだわるせいで、二枚目以降は不良債権化が度々ある。反面、リクル不可な のはそれほど気にならない。他の連中もリクルーターで出したりするのは少ないし。
・名前テーマに所属しないゆえにサポート、出せる縛りありシンクロが少ないこと。種族や属性を見ても、ナチュルシンクロ、チームユニコーンシンクロ二種に は使えるが、スティーラーを絡めたお手軽シンクロこそ上級チューナーの花だとすれば、非チューナーに地を要求するナチュルシンクロには向かない。ユニコー ン組のシンクロは鈍器性能は大したものだと思うけど、ちょっと背伸びすればLV8が出せたりするので、いまいち使う意義が見いだせない。バイコーンで墓地 肥やしても、そこからの必殺パターンが開発できていないのが現状。
・周辺ともども魔のデッキ破壊ウィルスで即死。
・・・弱点欄が利点に比べて異様に長い気がするが、私が思う一番扱いやすい上級チューナー。N・ブラック・パンサーをコスト要員として用意することで、終末を徹底的に使い倒せるのがデッキ作成上の最大のポイントだと思う。ライコウはスティーラーを用意する意味も含めて、大体の上級チューナーと相性がいい が、そのライコウが弾丸としても利用できるのがおいしい。
○A・マインド
おそらくは採用率でジェネコンに次ぐ、バニラチューナーの巨頭。
利点:
・墓地に自己とスティーラーを用意した後は、バニラ蘇生カードの数だけシンクロが呼べる燃費の良さ、乱舞向き。
・ダークシンクロの素材になれる恵まれた属性。地底のアラクネーは強力な上に軽々とシンクロが可能。
・墓地スタートなので、思いきった墓地肥やしカードを採用できる。
・周辺を含めて、魔のデッキ破壊ウィルスの影響を受けにくい。
弱点:
・マインド+スティーラーという特定の二枚を墓地にスタンバイさせるのが大変。準備が整うまでバニラ蘇生カードを持て余すことになる。
・初手にダブると絶望しやすい。
・除外はもちろんのこと、ネクロバレーにも阻害されやすい。
・展開にスペルを用いるので、召喚反応・無効系スペル以外にも、賄賂や闇のデッキ破壊ウィルス、ナチュルシンクロなどにも展開を妨害されやすい。
・一度奈落を食らうと二枚目以降のバニラ蘇生カードが紙に。
・・・サイドラ・ソーサラー採用で弱点の多くをかなりカバーできることに最近気がついた。
手札にマインドがたまった!墓地にはいない!→サイドラSS、スティーラーSS、手札のマインドをアドバンス召喚、シンクロして墓地へ。
ネクロバレーだ!墓地のマインドが使えない!→サイドラSS、バレーの影響を受けないスティーラーをSS、手札のマインドをアドバンス召喚、シンクロして元凶を除去。
スペルが使えない→サイドラSS、スティーr(ry、シンクロして元凶を除去。
奈落を食らって一枚だけ墓地送りに成功していたマインドが消えた→サイドr(ry、シンクロして二枚目以降を墓地へ。
○クイック・シンクロン
環境主流デッキ内に在住。
利点:
・召喚コストが自由。手札のスティーラーを処理できるほか、能動的にダンディなども使える。
・ウォリアーシンクロを使える。
・シンクロンサポート各種の存在。特にサーチカード・調律。
弱点:
・汎用シンクロにはなれない。もっとも出しやすいLV5が多くの場合バニラとなってしまうジャンク・ウォリアーしか選択肢がないのはきつい。ロード・ウォリアーを経由しないとトリシューラになれないのは、上級チューナーとしてはもったいない気がする。
・他のチューナーを併用する場合、ウォリアーシンクロがエクストラを圧迫しかねない。
・連鎖除外、魔デッキで全滅。
・伏せを消せる除去持ちをそれほど軽々出せないせいで、「乱舞向き」という評価を下しにくい。
・・・個人的には、たまにジャンクさんをバニラ状態で出す羽目になるのが切なくてたまらない。ジャンクさんはパワー・オブ・フェローズで切り札運用してこそなんだ。
それ以外だと、ロードさんを出せてやっと強さを感じる。デストロイヤーは・・・、スクドラスティーラーになれちゃったせいで最近いまいち・・・。ドリルも強いんだけど、場が空いた瞬間に削りきられたりするしなあ。
○音響戦士ベーシス
サポートカードがどんどん出る、そう思っていた時期が私にもありました。
利点:
・基本下級であるため、シンプルな動き。
・ワン・フォー・ワン、金華猫を使えるLV1。
・自身のLV操作による、多彩なLV域のシンクロ。墓地の同名の効果の併用で、かなりの高LVまでカバーできる。
・墓地から他の音響戦士のサポートを行える、受けることができる。
弱点:
・LV操作が手札依存なので効果の強弱が不安定。また、伏せを多用しがちな現環境では高LVは望みにくい。お触れに頼って伏せを減らそうにも、罠を使わないで済むほど高速のデッキにはなりにくい。
・かろうじで機械複製術が使えない残念な攻撃力。
・金華猫による蘇生も含めて、通常召喚経由で動くことが多いので、一発の警告が致命傷になりやすい。
・他の音響戦士を併用しない限り、縛りありシンクロは使いにくい。だが、その「他の音響戦士」の単体での性能がいまいち残念仕様。
・魔デッキ・連鎖除外で全滅。
・・・上の三種に比べて、何かにつけて通常召喚経由なのが巨大な壁だった。
金華で毎ターンLV5クラスを出し続けるのは悪くなかったけど、そういうデッキはバックが厚くないと瞬殺されかねない、という恐れが付きまとう。そして、 バックを充実させれば今度はスティーラーを呼べるほどのLVまで上昇できなくなる、という。トップ解決しにくいのもネック。
墓地での効果はかなり重要。コレのおかげで下はフォーミュラから上はトリシューラまで。
クイックと併用してロードさんから呼ぶのは面白かったが、アンノウン登場以来、お役御免になった。
[2回]
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